脱毛サロンで脱毛をしてもらうときには、いくつか注意しなければならないことがあります。
サロン側からも説明されるとは思いますが、あらかじめ知っておいても損はないでしょう。
脱毛サロンに通うときに気をつけるべき点を以下にまとめましたので、これから通われる方、通うことを検討している方はぜひ覚えておいてください。
脱毛をするときの注意点
注意することはいろいろありますが、まずこれだけは知っておくべきというポイントが3つあります。
この3つについて詳しく理由を説明していきますね。
日焼けをしてはいけない
脱毛をするときに、最も気をつけなければいけないのは日焼けです。
脱毛の直前、直後には、日焼けをしないようにしっかりとUVケアを行う必要があります。
たとえば、海に行く前日に脱毛を受けるといったことはできないのです。
これは意外に思われた方もいるかもしれません。
脱毛直前に日焼けをしてはいけない理由は、現在使われているレーザーまたはフラッシュ脱毛機器の仕組み、原理にあります。
脱毛機器から発せられる光は、毛の黒味成分である「メラニン」に反応して、そこに熱を伝えます。
それによって毛の根元が焼かれ、はらりと毛が抜け落ちるという仕組みになっているんですね。
日焼けをすると肌が黒くなりますが、実はあれもメラニンの働きによるもの。
もしそこに脱毛機器の光をあてて、肌を毛と誤認して、熱が伝えられてしまったら――ちょっと怖いですよね。
事実そうなってしまう危険性があるため、脱毛の直前には日焼けをしないようにという決まりとなっているのです。どのサロンでもこれは同じです。
脱毛直後に日焼けをしてはいけないのは、毛を抜いたことで肌が弱っているからです。
そこに紫外線を浴びると、肌トラブルの引き起こされる恐れがあります。
脱毛=日焼けダメ絶対。
これを覚えておきましょう。
妊娠、生理中は脱毛を受けられない
妊娠している方や、またその脱毛をする日の直前あるいは当日に生理が来てしまった方は、脱毛を受けることができない場合があります。
それは何故かというと、妊娠している女性はホルモンバランスに乱れが出ているため、脱毛をしても効果が薄いと推測されるから。
赤ちゃんに影響が出るわけではないので、たとえば妊娠していると気づかずに脱毛を受けても、おなかの子にはなんら悪影響はありません。その点についてはご安心ください。
他方、生理中に脱毛を断られるのはどうしてかというと、病気などのリスクがあるからだと思われます。
サロンによっては、アンダーヘア以外の脱毛ならOKとされていることもありますが、基本的には断られると思ってください。
生理は毎月絶対に同じ日に来るとは限りませんから、前々から脱毛を予約していた日にちょうど生理が来てしまうといったことも考えられます。したがって、そのサロンのキャンセル料や、キャンセルの仕組みについて把握しておくことも重要です。予約を入れるときは生理がくる日をさけましょう。
良心的なサロンではそのようなことはありませんが、心無いサロンだとそういうことが普通にあります。
口コミなどを参照して、その辺りのことで何か苦情が出ていないか、事前にチェックしておくようにしてくださいね。
脱毛前には自己処理が必要
また、これも大切なことなのですが、脱毛をするときには事前に自分で毛を処理していかなければなりません。
これを怠ると施術を断られることもありますので、要注意です。
その前日か前々日あたりに、所定の部位の毛を綺麗に剃っておくようにしましょう。
ただし、背中やお尻まわりなど、自分で処理しにくいところに関しては、脱毛当日にスタッフの方がシェービングしてくれるサロンもあります。
それは別料金になっていることが多いので、シェービング代などについても、そのサロンに問い合わせるか、カウンセリングのときに訊ねるかして知っておいたほうがよいでしょう。
そのへんのこともクチコミなどを見ればわかりますので、要チェックですね。
基本的にはサロンの決まりに従っていればOK
つまるところ、そのサロンの言う決まりごとに従っていれば、何も問題はないと思います。
サロンの公式サイトにはQ&Aや禁止事項等が記載されていると思いますので、それに従って、マナーを守り通っていれば、従業員とのトラブルも、肌に関するトラブルも起こらないでしょう。
これはサロンによって全然内容が違ってきますので、なんにせよ通いだす前にそれらの事柄を把握しておくことが大切です。
ここにあることを覚えておけば基本は大丈夫だと思いますが、サロンによっては、特にキャンセルなどに関してルールが複雑になっていることもありますので、公式サイトで確認する、カウンセリングのときに訊く、電話で問い合わせるというのを徹底してくださいね。