理想のパートナーと出会えると評判のマッチングアプリ「ペアーズ」に新機能が追加されました。
これまでも充実した検索機能が提供されてきましたが、今回のアップデートによりさらにマッチングが便利になりました。
ただし、この新機能にはメリットと並んで注意しなければならない点もいくつかあります。
使い方を誤ればトラブルになりかねません。
上手に使いこなしてマッチング成功率をアップさせるためにも、距離で検索機能の使い方を学んでおきましょう。
Contents
ペアーズの新機能「距離で検索」の使い方やメリットについて
ペアーズの新機能「距離で検索」は、その名の通り距離を絞り込み条件にして候補を絞り込むことができるサービスです。
従来のマッチングでは年齢や年収など個人の属性を基準に絞り込み検索が行われてきましたが、今回の機能追加により現在地の近くにいる人にのみ候補者を絞り込んで検索することが可能になっています。
ペアーズは高いマッチング成功率に定評がありましたが、距離検索機能を求める声は多く寄せられていました。
機能実装により更なるマッチング成功率アップが期待されています。
現在地に近い候補だけを絞り込める
物理的な距離を超えてパートナー候補を探せるのがマッチングアプリのメリットですが、実際に交際するとなると二人の距離は大きな問題です。
相性が良くても遠く離れていれば気軽に会うことができず、関係はなかなか進みません。
距離で検索機能を活用すれば現在地に近い場所を拠点にしている人のみを簡単に絞り込めるので、ネット上の交流から実際に会って見るまでの流れがよりスムーズになります。
会ってみるのに遠くまで出掛ける必要がないので気軽に会ってみようと提案しやすく、相手としても近場の相手なら時間的にも交通費的にも負担が少ないのでハードルはグッと低くなります。
どんなに相性のいい人でも済んでいる場所が北海道と九州では簡単にカップルは成立しません。
距離という物理的な障害を越えるのは大変で、良さそうな相手でも距離を超えて交流するのは苦労が伴います。
距離で検索機能を使って近場の人だけを候補にすれば遠距離に頭を悩ませる必要はありません。
もし近くでいい人が見つからなければ徐々に範囲を広げていけばいいので、出会える確率が下がってしまう心配も不要です。
同じエリアの人なら同じ話題で盛り上がれる
生活エリアが同一の人となら同じ話題で盛り上がることができます。
行きつけのお店やお気に入りいスポットに共通点が見つかる可能性は高く、初対面でも共通の話題をきっかけにコミュニケーションを深めていけます。
マッチングアプリでは話すきっかけづくりが重要ですが、距離で検索機能を利用して生活エリアがかぶっている人を探せば話題探しに困ることはありません。
行動範囲が同じ人同士では文化レベルや生活レベルも近くなりやすく、交際していく上ですれ違いが生じるリスクも低くなります。
全く別の場所で育った人同士が交際すると文化の違いがトラブルに発展してしまうことがあります。
例えば関東都関西で味付けの好みに違いが会ったり、デートのときのふるまいやお金の使い方に意識のずれがあったりなど、細かいことに思えても小さな火種がきっかけとなって交際が続かないケースは少なくありません。
現在地の近くに済んでいる人同士ならすれ違いが原因でトラブルになる可能性は低くなります。
上京してきた人同士など、文化的な違いは会っても現在近くに住んでいれば感覚は自然と似たようなものになります。
距離で検索を使えば、感覚の違いで揉めてしまうリスクは下がります。
「距離で検索」機能の使い方はとってもカンタン
「距離で検索」機能の使い方はとても簡単です。
- ペアーズのアプリを起動したら下段一番左の「さがす」をタップ
- 検索画面に移動後ページ上部にある「距離で検索」スイッチをオンにする
- アプリによる位置情報利用と端末の位置情報設定を許可(初回のみ)
- 表示されている検索窓に現在地から10~100kmで絞り込みたい距離を入力して虫眼鏡アイコンをタップ
たったこれだけの簡単操作で距離で検索機能を利用できます。
年齢や年収などその他の絞り込み条件も追加しておけば、自動的に条件に合致する候補者の中から指定した距離内の候補者のみに絞りこまれます。
距離で検索で設定できるのは現在地からの距離のみです。
現在のところ、駅などのランドマークからの距離で絞込できる機能は提供されておらず、「東京駅から5km圏内」といったような形で絞り込むことはできません。
距離で検索機能はペアーズ内のコミュニティとも連携しています。
距離で検索が機能している間は、コミュニティのユーザーも距離内のメンバーのみが表示されるようになります。
こちらの記事もおすすめ:Pairs(ペアーズ)の「注目のお相手」に表示されている女性はどういう基準・条件で載っている?
ペアーズの「距離で検索」を利用する際の注意点
会いに行きやすい人を探せるという意味で距離で検索機能はとても便利です。
これまでのマッチングアプリでは属性による相性が重視されてきましたが、距離で検索機能の提供により実際に顔を合わせて交際に至るまでのハードルは大きく下がりました。
便利な機能ほど使い方を誤るとトラブルになりやすく、悪意を持って使用されることも想定しておく必要があります。
せっかくの新機能でトラブルに巻き込まれないためにも、距離で検索の注意点を知っておきましょう。
好ましくない相手に活動エリアがバレてしまう可能性
ペアーズの距離で検索機能を利用するためには、自分の現在地情報を提供する必要があります。
こちらから一方的に近くの人を探すだけでなく、他の利用者からも自分の居場所を基準に検索されてしまうので、好ましくない相手が距離で検索機能を利用すると活動エリアの情報が相手にわかってしまいます。
距離で検索機能は距離指定で絞込が出来るだけで個別のメンバーの現在地情報までは提供されません。
現在地や自宅住所の情報が漏れる心配はありませんが、条件に合うエリア内が現在地であるということはわかってしまいます。
人のいる場所が限定されるエリア、例えばスキー場や田畑で囲まれた郊外エリアのショッピングセンター等、で距離で検索機能を使われると直接的にはわからなくても現在地をある程度絞りこまれてしまう可能性があります。
自分から情報提供しない限り、居場所を特定される心配は無くストーカー被害などを過剰に警戒する必要はありませんが、万一の被害を防ぐために信用出来ない好ましくない相手には慎重に対応してください。
現在地を基準にしているので出張中の人が候補になることも
ペアーズの距離で検索機能は端末の位置情報を元に絞込が行われます。
登録された住所や勤務先ではなく現在地をもとに候補者が絞り込まれるので、出張など一時的に本来の活動拠点を離れている場合でも候補者として表示されてしまいます。
検索情報からはその候補者が普段からそのエリアで活動しているのか、それとも一時的にエリア外に出かけているのかを判断することはできません。
コンタクトを取って、上手くコミュニケーションがとれたとしても、その人が一時的にこのエリアに来ているだけという可能性もあります。
見分ける方法としてはプロフィールの現住所を参考にしましょう。
東京在住なのに大阪で距離で検索機能の候補として表示されているのなら一時的に来ているだけの可能性が高いと考えられます。
一時的に来ているだけの人にアプローチして上手くいったとしても結局遠距離恋愛になってしまいます。
長く交際を続けるとなると距離の壁は無視できません。
距離で検査機機能を使うときは居住地情報にも目を通しましょう。
知り合いが候補に挙がるリスクが上昇
ペアーズアプリを知り合いも利用している場合、検索結果で候補者として表示される可能性があります。
属性での絞り込みでも可能性はありますが、距離で検索機能を使うと活動エリアが近い知り合いが候補に挙がる可能性が高まります。
お互いがペアーズを利用していることを知っていればいいのですが、知らずに候補として表示されてしまうと次に顔を合わせたときに気まずくなってしまいます。
フェイスブックアカウントで登録するとフェイスブック上の友達はペアーズで表示されなくなります。
フェイスブックでつながっている友人との出会いを避けたい人はこの機能を利用してください。
フェイスブックで繋がっていない知り合いが表示されるのを防ぐにはプライベートモードを活用しましょう。
月額料金2500円が必要な有料機能ですが、プライベートモードを利用すると自分がいいねと評価した相手に限って自分のプロフィールが表示されるようになります。
気付かないうちに知り合いにプロフィールが見られることがなくなり、オンラインの状況も表示されなくなります。
距離で検索機能を使うと知り合いが候補に挙がるリスクは上昇します。
知り合いに会いたくない人は機能を利用する前にしっかり対策しておきましょう。