ペアーズの相性とは何なのか、どのような要因で変化するのかがまったくわからない状態では、ペアーズの相性機能がどんなに優れたものであっても利用していかすことはできません。
これさえ読めば、ペアーズの相性機能の持つ本来の可能性を余すところなく使いこなすことができるようになれます。
Contents
ペアーズの相性とは?数値が変わるタイミングは?
ペアーズの相性とはペアーズを利用している時に相手の写真の下に示されている、ハートとパーセンテージで表されるマッチング率のことです。
ペアーズでは、過去のペアーズユザーでカップルとなったケースのデータをAIに分析学習させています。
2018年12月に東京大学の研究室と提携し共同研究をスタートさせ、アルゴリズムの精度をさらに高めてつつあるペアーズの相性と数値の変化について詳しく説明します。
コミュニティが相性のカギ
ペアーズのコミュニティという機能に参加して自己アピールすることで、趣味や好みが似ている異性と出会える確率が高くなります。
プロフィールでは表現しきれないさらに細かい点をコミュニティに参加して表現することで、より自分が伝わる自己アピールを相手にすることも可能ですし、メッセージへの話題作りにもつながります。
参加しているコミュニティの異性や同じ系統のコミュニティに参加している異性とも相性がアップすることは言うまでもありません。
共通の趣味や好みが似ているなどの一致があれば話も弾み、楽しい時間を共有できたというお互いの満足感から相性度が上がるのは予測できます。
しかし、ペアーズの独自開発されたアルゴリズムは表面的な単純さの裏に膨大なデータの分析が隠されています。
例えば、岡山生まれの女性と福島生まれの男性の相性が良いなどの全く無関係としか思えないような個人データが、AIによるデータの分析から相性が上がる要素としてピックアップされるのです。
ログイン時間の一致と相性
自分がペアーズを利用している時間に同じようにペアーズを利用して、いいねをしたりメッセージを送ったりしているということは自分が出したいいねやメッセージに気付いてもらいやすくなりますから、マッチングの可能性がアップすることになります。
付き合ってからも空いている時間が同じであったり、日常生活においてのリズムが近い感覚のもの同士の方がうまくいくということなどの背後にあるさらに深く切り込んだデータを加味したうえで、ログイン時間が似ている者同士は相性がいいというシンプルな結果に結び付いているのです。
プロフィールの分析から相性アップ
プロフィールには様々な項目がありかなり詳細に書き込むことができますが、結婚に対する意思と子供に対しての願望の項目で考え方が似ている者同士は相性が高くなるというシンプルな傾向があります。
住んでいる場所も程度にもよりますがやはり影響があるようです。
今現在の休日や喫煙の有無、将来の家事や育児に関する考え方が似ていることも相性を上げるための一つの要素になります。
いいねをした相手に似ている人
ペアーズを利用してきた間にいいねをした人された人の年齢や身長、職業などを分析し同じタイプであるとAIが判断した人とは相性が良くなる、ということがペアーズ独自のアルゴリズムが導き出した傾向と言えます。
それに加えて髪の長さなどの細かいデータまでも反映されているようです。
ペアーズの相性の数値はコミュニティでの活動やログイン時間の一致、プロフィールの分析といいねをした相手の傾向などを総合的にAIが分析して導き出した結果としての数値で、ペアーズの利用を続けていく中で日々変化していくものとなります。
ペアーズの相性の機能は参考になる?
ペアーズの相性の機能は、基本的には共通点の多い人と相性が良くなるという結果になるようにできています。
自分と合う人は自分に似ている人だと考える人は相性の高い相手を探し、自分と相性がいいのは自分が持っていないものを持っているような自分とは逆のタイプの人だと考える人は相性の低い相手を探すというような利用の仕方もあります。
口コミは賛否両論
ペアーズの相性に関する口コミには以下の様なものがありました。
- ペアーズの相性の数値は適当としか思えない
- 相性がいいといいう判定が出た相手は見た目が気に入らない人ばかり
- 相性の判定がビックリするくらい当たっていて話がすごく合うので相性機能は参考になる
- 相性の数字が日々変化するので疑問
かなり意見は割れますね。
迷ったときはヒントを与えてくれる、という捉え方にしておくくらいがちょうどいいのではないでしょうか。
両者に示される相性は異なる
お互いにペアーズから示される相性の数値には違いがあり、双方が一致してお互いに相性がいいとならない場合が存在し、自分は相性90%なのに相手に示されている相性は60%ということが起こり得るのです。
相性の良さとは双方においてのマッチングのバランスの上で合致する部分が大きいということと考えると、両者の相性度に大きな開きがあることは相性がいいということにはならないのではないかという疑問が生まれます。
これはペアーズのアルゴリズムの研究がまだ発展途上であることが原因だと思います。
そして、今後の研究開発による更なる性能の向上が期待される部分といえますが、現段階では相性を気にしすぎてはいけないということの一因と言えるでしょう。
ペアーズの相性機能の基本
相性が100%の相手は現れないというのが基本とされており、相性の最高値は95%で最低でも55%を切ることはないという前提でペアーズの相性機能を利用すれば、ペアーズの相性機能のアルゴリズムで自分と相手がどれくらい相性が高いとされているのかを判断しやすいでしょう。
つまり、ペアーズの相性機能の判定では80%~90%は相性が良く、60%~70%は普通、60%以下は相性が良くないと捉えると迷った時の参考にする助けとなります。
検索する時にオススメを選ぶと相性の良い80%~90%の相手が数多くピックアップされますが、いいね順では60%以下がかなりいるという結果になるということもペアーズの相性機能の利用のヒントになるのです。
裏ワザ
ペアーズではいいねとありがとうのやり取りが成立するとメッセージのやり取りが可能になり一歩踏み出すことができるのですが、マッチング率を増やす裏ワザとしてはいいねを送る前にプロフィールやコミュニティでの共通点を増やしておき、相性度をアップさせてからいいねをするとマッチング率を上げることができます。
あくまで最初の第一歩のための裏ワザですから、興味のないコミュニティに参加したり相手に合うようにプロフィール変更するというようなやりすぎには気をつけましょう。
ウソをついてもいずれぼろが出ますし、マッチングアプリの本来の目的を見失ってしまいます。